こんにちは。
私は砂糖のせいで結構な時間かゆみと戦ってきました。自業自得なのですが…。ですので砂糖について少し書きたいと思います。
結論は、精白した砂糖と人工甘味料をできるだけ避ける、料理される方は野菜など食材の甘みを引き出し、本来の甘みや旨味を堪能するです。
なぜ砂糖を摂取することで痒くなるかは正直分かりません。わかっているのは、日本人が精白した砂糖や人工甘味料を取り始めたのはたかだか数百年で日本人の体質にあっていないこと、大量に摂取しすぎにより胃腸が危険信号を送る、血糖値の急激な上昇を下げるためのひずみなのかなぁと思います。
砂糖が全て悪いのではなく、特に精白した白砂糖や人工甘味料が良くないと思っています。個人の感想ですが、食べると必ず両手の指先が数十分としないうちに痒くなります。砂糖単体たべて痒くなるか自分の体で実験し、やはりかゆくなったので因果関係は間違いないと思います。少し自分の体を断食状態にして砂糖だけ食べ、その後はできるだけ食べないようにするという前提条件がありますので少し過酷です。体を温めたりして血流を良くしながらやると早く反応が出るかもしれません。もし試されるときご自身の体とよく相談してください。
フルーツの果糖(フルクトース)や昔から日本にあるてんさい糖、黒糖、きび糖は適量ならば比較的いいかと思います。精白したものは基本的によくありませんが。
我が家では、基本的に調調味料の砂糖は使用しません。野菜など食材の甘み、その他の調味料で十分満足できます。おやつにはたまーに、ムソーのてん菜糖を使っているそうです。
コンビニで売っているような清涼飲料水は少なくとも5年以上は飲んでいません。飲みたくなったときは炭酸水にレモン汁とメープルシロップなどを少し混ぜて飲んでいます。もはや炭酸水だけでも満足できそうになってきました。脂っこいものを食べると甘いものを食べたくなるように、人間の体はできているので注意しています。
砂糖の歴史についてです。
日本に初めて伝来したのは西暦5,600年代の鑑真がいた頃のようです。中国から伝来し、当時のお金持ちしか食べられないような貴重な代物でした。江戸時代ちょい前の1543年に種子島にポルトガル人が鉄砲や砂糖を伝来させ、その数十年後に沖縄でサトウキビ栽培が始まり全国に広がっていったようです。砂糖の歴史は日本人にとって浅いと言えます。
世界では過去に何回か、砂糖が原因で戦争を起こしています。それほど希少で舌を刺激しますし、中毒性があるのではと推測します。
ちょっと高い有機野菜を塩茹でしただけでも半端なく美味しいです。少し前まで砂糖をバンバン摂取して舌がバカになっていたので本来の甘みに気づくことは難しかったです。ですが清涼飲料水など数カ月やめれば、野菜が持っている圧倒的旨さを感じて褒め称えたくなると思います。地道に緩やかに砂糖を断って行くことをおすすめします。メリットしかありません。歯も心も脳も皮膚も体中が大喜びするはずです。
どなたかの参考になれば幸いです。