こんにちは。
今回も過去のアレルギーに関する事故を再考して自分の生活に工夫できる点、注意できる点がないか書きたいと思います。
結論は、この秋田市の場合もやはり弁当持参が良いと思いました。
重症度に関わらず、学校1クラスの約1割がアレルギー持ちである統計が出ています。花粉症なども含まれていますが、ここからさらに増えていくと予想されます。クラス数人の時点でこういった事故が散見されますから、数が増えて各々食物アレルギーも違いますから、大変さが指数関数的に増えるので、これからは弁当持参が主流になると思います。
具体的な事例についてです。2014年に秋田市の小学校で給食のキーマカレーを食べた小学2~3年の児童3人が、顔面紅潮やせきなどのアレルギー症状を起こしました。
1人は持っていた抗アレルギー剤を飲み、2人はエピペンを養護教諭らが注射して事なきを得たそうです。
職員が誤ってキーマカレーに予定のなかったスキムミルクを使用したことが原因となりました。3人とも牛乳アレルギー持ちだったそうです。
死亡事故や後遺症が残るようなことにならなくて本当によかったと思います。子どもが小さいときほど重度な症状が出やすいと思いますので、より注意深く子供の顔色や行動を見る必要があります。
今から20年以上前の私が小学生のときは、アレルギー体質だから、特別何かしたという記憶はありません。私のアレルギー症状はそれほど重症でなく、昼休み水道の前で数十分うなだれていればそのうち良くなる程度なので大事になったことはありません。
みんなと同じように給食を食べ、自分の中で"これ食べたらだめな気がする"とか一口食べて"これだめなやつや"と判断して残していい先生のときは残していました。
残してはいけない先生のときは昼休み中食べ終わるまで机とにらめっこです。昼休みが終わったらどうしていたのかは記憶にありません無理やり食べていたのか、残すことを許されたのか定かではありません。
今はアレルギー自体がかなり認識されるようになりましたが、給食をどうすべきかは各自治体に任せられている傾向にあるようです。個人と学校で相談の上、決めているようですが、やはり可能なら弁当が良いと思います。
アレルギー自体も変化していくと思います。より一層体や頭を使わずに済むようになり、食品や環境も化学薬品にまみれていくでしょう。そうなるとアレルギー持ちの増加、症状も重症化していくのではと考えています。
ですので小さいときから栄養、運動、睡眠の量と質を確保していくのが子供の将来をより良くしていけるのではと思います。
どなたかの参考になれば幸いです。