アトピー、アレルギー持ちの30代サラリーマンblog

生まれたときからアレルギーと向き合い、生まれた子供もアレルギーでした(父も祖父も喘息でした。)。連鎖を断ち切るべくアレルギーを飼い慣らし、豊かな人生を送るために日々勉強しています。

過去のアレルギー事故から学ぶ④茶のしずく石鹸

こんにちは。

今回も過去のアレルギー事故から何か活かせることはないか考えたいと思います。

2009年頃、「茶のしずく石鹸」を使用していた人からまぶたの腫れ、顔面のかゆみ、発赤などを主な症状とする小麦アレルギーが多数報告されましたようです。

その後、2010年に厚生労働省から注意喚起が出されましたが、その後も新たに同じ様な症例が報告されたため、2011年自主回収に至りました。

茶のしずく石鹸は、2005年〜2010年で約4650万個が約467万人に販売され、そのうち2000名以上の人が発症したそうです。症状の多くは湿疹やかぶれなどですが、特徴的なのは、石鹸の使用により全身性アレルギーを発症している例が約20%あり、もともとアレルギー体質ではなかった人が突然小麦アレルギーを発症し、小麦製品を食べられなくなったケースも少なくなかったようです。また、中には呼吸困難や意識不明などのアナフィラキシーを起こした人もいたそうです。

思ったより深刻で規模も大きかったのだと思いました。

原因は石鹸に入っていたグルパール19Sという小麦加水分解製品で、製造工程において原材料のグルテンが、よりアレルギーを起こしやすいアレルゲンに変化したこと明らかになったようです。また、洗顔に使用したため、アレルゲンが眼や鼻の粘膜に付着したことや石鹸の界面作用により、皮膚のバリア機能が低下し、吸収されやすくなっていた可能性もあったとのことです。

ラベルにグルパールと書いてあったとしたら、誰もそこから小麦由来のものだとは想像できませんね。食品なら小麦を使っていると表示する義務が法律で規定されていそうですが、洗剤はないだろうと推測します。

小麦製品の摂取によるアレルギーはよく知られていますが、石鹸により小麦アレルギーが発症することは思いもかけないことだったと思います。

そもそも「茶のしずく石鹸」は美白効果など肌に良いということで話題になり人気が出たそうです。2008年、モンドセレクションで「茶のしずく石鹸」金賞受賞し、CMでも真矢みきが「あきらめないで」と言って有名になっていたのを思い出します。

万に一つの事故ではありますが、被害者になったら大変ですね。

これも根本的にはモノや人に頼りすぎていることが原因かなと思いました。

そもそもなぜ肌がきれいでないのか、体臭がある人はなぜ臭いのかを考えるべきではと思います。

それまで問題なく使われていたものが、組み合わせが悪くなるだけですごい損害を被ります。なので製品のラベルを見て「この成分はなんだろう」と疑問に思うところから始めて、できればシンプルな素材のものを使うようにしたら理想だと思います。

テレビで納豆で健康になるなどといった次の日にスーパーで売り切れになったりする光景を何度も目にしたことがありますが、偏食や食べ過ぎでも体に良くないですあくまでもバランスが大事だなということを思い出しました。

このような事故が二度と起きないよう、また被害者にならないよう、豊かに生きていけることを願っております。

どなたかの参考になれば幸いです。