アトピー、アレルギー持ちの30代サラリーマンblog

生まれたときからアレルギーと向き合い、生まれた子供もアレルギーでした(父も祖父も喘息でした。)。連鎖を断ち切るべくアレルギーを飼い慣らし、豊かな人生を送るために日々勉強しています。

日本人の気質を理解するのに司馬遼太郎さんはおすすめです

こんにちは

 

現代の日本人の気質がどのような過程を踏んで成熟していったのか理解するのに司馬遼太郎さんの著書はおすすめです。


気質を理解することで、過剰な集団行動の意識や、ホンネと建前、西洋文化がなぜこれほどまでに浸透したのかなど他国と比べた日本の良し悪しがわかります。


全体の理解でアレルギーの社会的背景もわかるようになります。なので数冊しか読んでいませんが、司馬遼太郎さんについて書きたいと思います。

 

司馬遼太郎さんと言えば¨龍馬がいく¨や¨坂の上の雲¨で有名ですが、ご存じの通り他にも大量に本を出されています。


元々若いときに徴兵されて戦争を経験し、なぜこんな戦争を日本人は始めたのだろう、何百万人も犠牲にして手に入れたかったものは何なのだろうと疑問に持ったそうです。


大学を卒業し、新聞社に入り記者をしていました。歩く辞書と言われるほどとてつもない知識量とそれに裏付けられた見識がその当時からあったそうです。


記者時代から小説家として本を執筆し、「梟の城」で直木賞を受賞されるなどとてつもない経歴の方なのは言うまでもありません。


本を執筆するにあたり、情報収集のために数百冊の本をまたたく間に読んだり、徹底的に取材したりなど好きなことへの姿勢はとても学びがあります。「沈まぬ太陽」などで有名な山崎豊子さんもそんな具合だったと思います。

 

私は『峠』、『歳月』、『十六の話』という著書を読みました。


特に『十六の話』は日本人の気質を理解するのにとても参考になりました。縄文時代弥生時代から現代にいたるまでの日本の歴史を網羅的に気質という観点から捉えておりとても参考になりました。


「峠」の主人公である幕末志士の「河井継之助」には、私自身ほれてしまいました。将来の子どもたちのために自分の命を賭して闘ったのは単純にすごいと思いました。


自身の藩が占領されるのを前に、被害がないように相手方と交渉しようとします。そのときに書かれた文書は魂がこもっていて、これぞ日本男児だと感じました。私は勢い余って新潟県にある河井継之助記念館に行ったほどです。ぜひ読んでいただいて日本男児の姿を感じてほしいです。


現代の日本人は私を含め、弱くなる一方です。昔はよく政治家や警官など強いものに攻撃していた人はたくさんいました。今では弱者にしか攻撃できないようになってしまいました。心も身体も幼稚な人が増え続けています。


私は特に集団の心理が嫌いです。周りがそうするから同じようにしようとか、自立して行動できないとかです。しっかり自覚して自分本位で生きていきたいと思っています。


他国で言いますと、フランスでは首相が税金が増えると言っただけで若者が暴動を起こします。


ドイツやアメリカでも個々の主張がしっかりしています。アジアの若い人たちも血気盛んだと感じます。


徳川家康から300年ほど続いた江戸時代から鎖国などもあり、そこから明治維新で海外の技術を取り入れ始めました。「戦争は儲かる」ことに味をしめて調子こいた結果、敗戦しました。その後の復興は素晴らしいと思いますが、西洋文化や自分達よりすごい価値のあるものに対してのめり込み過ぎな印象があります。取り入れるときに良いところ悪いところを見極めるべきだと思いました。


例えば、ファストフードです。「カッコイイ」とか「安くて早くてうまい」ですが、これらが与えた日本人への影響は甚大だと思います。特にアトピーの方には、油、砂糖、小麦粉が胃腸に悪さして患者が増えたと思います。


昔の日本人は今と比べて格段に屈強でスタミナもありました。これは日本の風土にあった食事や生活を営んでいたためです。村社会で繋がりも深かったです。


これは良い面悪い面ありますが、人とのつながりという意味では希薄にさせるべきではなかったなと思います。


希薄になったことでコミュニケーションや感情のコントロールが下手になり、陰惨ないじめや突然凶悪事件を引き起こす人間が増えています。


とにかく、司馬遼太郎さんの精緻な著書は一見の価値ありです。子どもたちに向けたメッセージ「21世紀に生きる君たちへ」もぜひ一読ください。


どなたかの参考になれば幸いです。