こんにちは。
図書館や本屋でどういったものが売れているか、どういう分野のコーナーが増えているのか見られたことはありますでしょうか。
少し意識してみると面白い傾向や時流が見えたりします。
私は10年ほど前から少し意識して見ています。
やはり、アレルギー関連の書籍は増えたなぁと感じています。
「ファストフードやばい」、
「添加物大丈夫?」、
「ガンは〜で治る」、
「断食」、
「和食、粗食、少食のススメ」、
「原発、電磁波ヤバイ」、
「医者がオススメする〜」、
「小麦粉、油、砂糖ヤバイ」
などです。いろいろな切り口で書籍にしていて面白いなぁと思います。科学的根拠がなかったりもしますが、私たちにとってはとても参考になりました。
役に立つ本の傾向として、著者の方が大病を患い一念発起してとんでもない量の勉強と経験をし、それらに基づいて書かれていることです。東条百合子さんの「自然療法」と西勝造さんの「西式健康法」の2つはとびぬけています。ちゃんと理解して生活に取り入れれば万病も怖くありません。今となってはこのお二方の本を読んでおけば充分であると感じています。
「〜をしなさい」という命令口調、「社会人が最低限すべきこと10選」のような固有名詞+決まった項目を訴求する本もたくさんあります。
他には金持ち父さんに代表されるような不動産や株、債権などの投資や資産運用と筋トレ系も増えた印象です。
逆に小説やフィクションなどのがっつり活字が書かれているものは減った印象です。スマホや電子書籍の普及も影響しているのだろうと思います。新聞や雑誌の発行部数も減少傾向にあるので今後もその傾向は継続するのは避けられません。SNSの発達でどんな人でも世の中に投稿できるようになったので、情報をしっかり取捨選択できれば良い情報も結構転がっているので良いなと感じています。
個人的には図書館の本を全て電子化して公開してほしいです。バーチャル図書館にしてVRで実際に図書館にいるかのようにして本を選んで、タブレットで読むスタイルが流行るととてもありがたいです。VR(仮想現実)内の建物の構造や本のチョイスは各市町村にある図書館と司書さんをそのまま利用すれば、googleのアルゴリズムなど企業の優先順位に依存することなく、ある程度自分の意志で選べるので面白そうです。
少し違った話ですが、IQが高いほど、目で見えているものから情報処理する量が多いそうです。同じものを見ていても理解する情報量が違うそうです。
ニューヨークのロチェスター大学の研究によれば、高いIQであれば、必要だと思うものには注視する能力は高いが、必要のないものにはあまり注視しない傾向にあるとのことです。資格情報を無意識的に取捨選択しているそうです。これは訓練すればある程度磨かれるそうです。
普段の行動の意識を少し変えて目に入るものを処理すれば、また違ったアイデアが生まれて、アレルギーコントロールの一助となるかもしれません。
どなたかの参考になれば幸いです。