アトピー、アレルギー持ちの30代サラリーマンblog

生まれたときからアレルギーと向き合い、生まれた子供もアレルギーでした(父も祖父も喘息でした。)。連鎖を断ち切るべくアレルギーを飼い慣らし、豊かな人生を送るために日々勉強しています。

過去のアレルギー事故から学ぶ⑥

こんにちは。

過去に起きたアレルギーに関する事故から日頃注意すべきところがないか考えてみたいと思います。

今回は、2017年6月にイギリス・ロンドンの中学校での事故です。

13歳のチーマ君が、友達の誰かにTシャツの中にチーズを入れられてアレルギー反応によるショックで死亡する事件が起きました。『こんなことで』と思うほど簡単に亡くなってしまうのだとアナフィラキシーの怖さを再認識しました。

西ロンドンのグリーンフォードに住んでいたチーマ君は小麦、グルテン、乳製品、卵、ナッツに対する重度のアレルギーがあり、喘息とアトピー性湿疹にかかっていました。搬送されてから10日後の7月9日に病院で亡くなったとのことです。

チーマ君が死んだことを受けて、検死法廷が19日に開かれました。検死陪審員が救急隊員から聞いた内容は、

『「ただのアレルギー反応」と通報を受けて到着したときには、チーマ君には意識がなく、苦しそうにあえいで、発疹が出ていた。チーマ君は、隊員たちが到着した直後に呼吸を停止した』とのことです。

さらに続けて、

『私たちは学校のスタッフから、おそらく誰かがチーマ君をチーズを持って追いかけて、彼のTシャツにチーズを投げ入れたと聞きました。それによって、彼にアレルギー反応が生じた。かゆくなったほか、皮膚が非常に熱くなり、困難呼吸になりました』

同級生の13歳少年が殺人未遂容疑で逮捕されたが、今のところは起訴されていないようです。また、すでにこの学校には在籍していないということです。

これは日頃の対応がとても難しいなと感じました。

学校側とチーマ君本人とその保護者の間でどれくらいコミュニケーションが取れていたかと、同じクラスの子はどれくらい理解していたかが焦点だと思います。

世の中にはアレルゲンに触れるだけでも、ニオイを嗅いだだけでも重篤なアレルギー反応を起こす人がいます。

化学物質過敏症の子供で、学校の建材に使われている化学物質のせいで頭痛がひどく、まともに登校できない子もいます。

『香害』と称して、最近はやっている芳香付き柔軟剤のニオイで授業がまともに受けられない子もいます。

事故を防ぐには、まず日頃の親と子の会話がとても大事だと思っています。『これを食べたら、この部分がこれくらいの時間がたったら、こんな反応するよ。原因は遺伝とか衛生仮説とか環境ホルモン、化学物質、運動不足、電波とか色々考えられるよ』としっかり伝えて理解してもらうことが第一歩だと思います。

級友との関係は、本人の気質も絡んでくるので一概には言えませんが、強い心と強い体になるよう日頃から鍛えておけば良いと思います。からかわれない気質を持つのが肝心です。

もっと根本的な問題で、アレルギー症状を出ないようにするために、先程も書きましたとおり、心身ともに健全に生活することを心がけています。

栄養•運動•睡眠の質と量を追い求めることがそれに当たります。

アレルギーの事故は、被害者でも加害者でもいい気分にはならないので、未然防止のための日頃の会話と健全な心身を持つよう人生を楽しんでいきたいと思います。

どなたかの参考になれば幸いです。