アトピー、アレルギー持ちの30代サラリーマンblog

生まれたときからアレルギーと向き合い、生まれた子供もアレルギーでした(父も祖父も喘息でした。)。連鎖を断ち切るべくアレルギーを飼い慣らし、豊かな人生を送るために日々勉強しています。

アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2018読んでみた⑥抗ヒスタミン剤、シクロスポリン、漢方薬

こんにちは。

前回に続いてアトピー性皮膚炎診療ガイドライン2018の32ページの『抗ヒスタミン剤』から噛み砕いて書きたいと思います。

ガイドラインでの治療方法は5つあります。

(1)抗炎症外用薬
(2)抗ヒスタミン剤
(3)シクロスポリン
(4)ステロイド内服薬
(5)漢方薬

です。今回は(2)抗ヒスタミン剤という飲み薬から(5)漢方薬についてです。

抗ヒスタミン剤
アレルゲンが体内で反応

ヒスタミンが放出

かゆみ、気管支収縮、発赤などのアレルギー反応発生

ヒスタミンに端を発して、アレルギーを引き起こすことから、ヒスタミンが活動しないよう、抗ヒスタミン剤が開発されたようです。

ヒスタミンは普段は細胞内にあり、何かの刺激によって放出されるようで、全身に分布しています。

国内外で何十件と実験をして75%で効果が確認されているようです。

抗ヒスタミン剤に含まれる成分の中には、てんかん持ちに影響を及ぼすものがあり、痙攣も起こしうるということで小児とてんかんの方に投与する場合は注意が必要とのことです。緑内障前立腺肥大の症状を持っている方は大概禁忌だそうです。

腎臓や肝臓に対しても影響があるそうです。

私は使ったことがありませんが、やはり基本的に薬は使うべきではないと思います。かならず後で痛い目に遭います。私は小さいときにステロイド外用薬を多用して30歳を超えて食生活を改善していったら、数年間脱ステロイド期で不眠症になるほど大変でした。

【シクロスポリン】
抗生物質の一つで免疫機能を抑制します。
欧米の多くの国でアトピー性皮膚炎に対する有効性が示されおり、アトピー性皮膚炎に対する使用が承認されています。日本では 2008 年 10 月よりアトピー性皮膚炎にの治療薬に追加されましたが、16 歳以上で他の治療が効かない重症の患者限定だそうです。
 顔面の難治性紅斑や紅皮症などにも有効で、投与後すぐ効果が出ることから、重症患者のQOL生活の質向上にも効果を発揮します。
WHOにおいては、発がん性ありとしています。その他に腎障害や高血圧、感染症などに注意だそうです。

長期投与は安全性が確保されていないので休薬期間が必要とのことです。

つまり、シクロスポリンを使うということは、相当にアトピーがひどく、他の方法が効かない場合と言うことですね。死ぬまで使わないことを願います。

漢方薬
 アトピーガイドラインでも漢方が有用な場合もあることは否定できないと書いてあります。アトピーの原因は様々なので漢方が効く人は一定数いることは想像できます。特に胃腸の消化を助ける漢方が一番効果がありそうだと思います。

一般的な医療機関で処方が可能な漢方は、
「消風散」と「補中益気湯
の2種類だそうです。
「消風散」はステロイドなどが効かない人に、
補中益気湯」は「疲れやすい」「体がだるい」「根気が続かない」などの症状がある人に、ステロイドなどと併用したところ、

「消風散」ではアトピーの改善がみられ、「補中益気湯」ではステロイドの減量ができたそうです。

研究結果によっては「効果なし」だったそうです。それはそうですよね。漢方で良い結果出たら製薬会社を筆頭に困る人いますから、積極的に結果を出そうとする人はいないと思います。

補中益気湯による間質性肺炎、肝機能障害、黄疸などの副作用が報告されているそうです。漢方が強すぎて身体が耐えられないか、元々アトピー持ちは身体が弱いかのどちらかですね。

ここまでアトピーの治療薬について書いてきました。ステロイドだけでなく、人間の免疫機能をうまく阻害したり抑制したりして炎症を起こさせない工夫をしているのだなと思いました。

ただ、どれも副作用はゼロでなく、免疫機能が少なからず薬によって強制されるので、その影響は全くゼロではないのだと改めて認識しました。

やはり、『栄養•睡眠•運動』の質と量ともに向上させるのがアトピーを改善する一番の近道です。

次回は36ページのスキンケアについて書きたいと思います。

どなたかの参考になれば幸いです。