こんにちは。
厚生労働省の健康局主催で2018年に『免疫アレルギー疾患研究戦略検討会』を行い、その報告書が題名にあります『免疫アレルギー疾患研究10か年戦略について』という報告書を発行していましたので読んだ感想等を述べたいと思います。
起点は2019年度からの10か年です。pdfで12ページ程の簡単な資料です。
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000172968_00005.html
↑厚生労働省のリンクを貼っておきます。
目標は、
「発症予防・重症化によるQOL(生活の質)改善」
と
「防ぎ得る死の根絶」
だそうです。ふわっとしていますね。「アレルギーの根絶」とか言っていたら夢がありますね。
基本的に西洋医学主体でどうにかしようとしている感じです。日本小児アレルギー学会などの各学会と連携して予算取って研究していきまーすと言っています。
アレルギーの本質に立ち返るのであれば、原因である砂糖・小麦粉・質の悪い油などを提供しているお菓子メーカ、ファストフード会社、添加物や農薬を作っている会社、製薬会社、たばこ会社、清涼飲料水メーカなど日本一丸となってやってほしいです。
アレルギーの原因とその層別、発症するメカニズム、症状への対処方法確立、患者の理解度UPさせる施策、薬をもっと使ってもらう、ビッグデータ活用による新薬創製などとにかく税金がっぽり使って研究しますという印象です。
西洋医学は応急処置的に捉えて、生活習慣の改善を念頭においてほしいと思いました。
飽食をやめて、和食・粗食・少食にし、砂糖・油・肉・小麦粉・牛乳などは極力控えて摂生して、空いた時間にみんなで農業やって汗水たらして代謝を良くして、ストレスなく質の良い睡眠をすれば、大半の人は健康的になっていくと思います。
とにかく、楽したいと思わせることなく、日々の積み重ねであらゆる病気を発症するんだという意識でやってほしいです。
検討会メンバーに、長寿で元気な老人、大病から回復し今では超元気な人、和食や粗食を体現している人など多様な人を採用してアレルギーに対して多角的に考えてほしいなと思いました。
感想というよりほとんど文句になってしまいましたが、医療に頼るという前提がなくならない限り、医者や製薬会社などが大きな既得権益を持っている限り、『アレルギーを考えるのは医者だ』という印象は一生変わりません。
アレルギーを持っている人ひとりひとりが勉強して意見言えるようになっていければ、世の中は少しずつ変わっていくと思いますので少なくとも私はどんどん勉強して何らかの形でアレルギーの苦しみに対して貢献できればと考えています。
合わせてこちらの記事も参考に読んでみてください。
blog.popaiman.org
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どなたかの参考になれば幸いです。